スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

たんそ

化学の人ですしたまには化学っぽい話を。

芳香環として一番メジャーなのはベンゼンですよね。

そのベンゼンを2個,六角形の辺で接着して,ナフタレン。

さらにもう一個接着して,アントラセン。

Unknown.png

これ,anthraceneというスペルなんだけど,

anthracene のhを忘れがちでしょ。

というわけでこのhの話。(やっぱり語源の話になったw。)

Greek anthrax (=coal)

が語源なんですね。

石炭を蒸溜してアントラセンを得ることができるからでしょうかね。



そしてこのanthraxだけど,英語としてはあの「炭疽菌anthrax」として残っていますね。
皮膚潰瘍が石炭っぽいからだっけ。忘れちゃった。
スポンサーサイト

コメントの投稿

Secret

東大化学科卒の先生が以前授業で、ヒュッケル則から考えてグラファイトを究極の芳香族とするという考え方があることをおっしゃっていました。ここで質問なのですが、究極のアルカンとするダイヤモンドよりグラファイトが安定な理由は、それだけ共役による安定性が大きいってことですか?
しかし、ベンゼン(+3H2)よりシクロヘキサンの方が安定、つまりアルカンの方が安定なのに、黒鉛の方がダイヤモンドより安定であるということは、黒鉛が『究極の芳香属』であることと関係してるのでしょうか。
そう考えたとき、炭素数がいくつのときに同じ炭素数のシクロアルカンと芳香属の安定性は一致するのでしょうか。
その先生が今出張中でいらっしゃらないので、この場で質問させていただきました。
どう考えますか。

一瞬「単にシクロヘキサンの椅子型構造が安定すぎるだけでは・・・?」と思ってしまいますが・・・

ダイヤモンドは結晶構造からいって隙間が多いから黒鉛より不安定なんでしょうかねぇ 

まあ定性的考察なんてああいえばこういうの世界だからなんとでも言えるのかもしれないけど・・・

ベンゼンよりシクロヘキサンが安定なのは結合角の問題だと思います。

グラファイトとダイヤモンドも結合角が違いますから。

でも、グラファイトの方が安定なんです。もっとも、ダイヤモンドの活性化エネルギーが大きいのだけれど。

でもまあ確かに定性的考察はああいえばこういうの世界ですね。(笑)

π電子の雲は広がれば広がるほど安定化寄与が大きいですから

>黒鉛が『究極の芳香属』であることと関係してるのでしょうか

というのはYesなんでしょうね。

それに勝る別の効果があるかどうかがわからないのでそれがconclusive factorかどうかは怪しさを残していますけど。

面白い話を投げてくれてありがとうございますmm

定性的考察だけでは難しいことなんですか。

こちらこそ、考えてくださり、ありがとうございます。

(ちなみに物生選択)
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。